個人主義小田和正
ファンハウス
発売日 2000-04-19
???交通事故に遭ったことや年齢を意識してか、自らの音楽人生を振り返ったような楽曲が印象的なアルバム。オフコース時代も含めての長いキャリアの中で一貫してきた姿勢をそのままタイトルにしたような、力のこもった1枚。JRAのCMソングとして好評だったや、ヒットシングルも収録されている。盟友・元ハイファイセット・赤い鳥の山本潤子らゲストにも注目。(おおしまともひろ)
ストイックで硬派な視点が冴える 2006-09-15
小田和正といえば、オフコース〜「ラブストーリーは突然に」などの繊細かつドラマチックなラブソングでヒットを重ねる軟派なシンガーだという偏見が強いが、本作を聴くとその誤解が解ける。本作収録の曲が心にしみるのは女性よりもむしろ男性、それも彼と同世代の人だろう。ずっと引きずりつづけた青春期の感傷から別れを告げ、一人の男として生きていく覚悟を50を過ぎてやっと歌うことに成功した、彼本人の人生観の成長を見ることが出来る作品である。
それまでの作風と違い、生きる重荷を背負っていく決意が前面に出た曲が多い。「The Flag」や「青い空」、「19の頃」など普通に日常を生きている人たちへの応援歌が多数入っており、新たなファン層を開拓した。作曲面やアレンジ面は確かにワンパターンともとれるが、歌詞のレベルは彼のキャリア史上最高の骨っぽさと意思の強さを感じさせるものになっており、スターダスト・レビューや佐藤竹善、山本潤子らの助けもあって、結果的に渋めの良作AORとしていい具合に落ち着いている。オフコースや「ラブストーリー〜」の幻影からやっと解放されたような、年齢相応の視点とのびのびとした歌いまわしが特徴的な作品。
The Frag最高 2006-06-26
The Fragが素晴らしい。凄くパワーを与えてくれるし、神聖な気持ちにしてくれる。この曲をシングルにしないところが奥ゆかしい。
あなたは音楽に愛されている。 2006-01-19
自分はこの作品がなければ、再び小田和正の音楽を聴く機会はなかっただろう。
オフコースに「さよなら」で繊細なイメージが定着して以来聴くのを止めた。
しかしこのアルバムは、涙のオフコースではない。
あからさまなカラ元気ではなく、真の勇気を得られる。
小田和正は音楽を作るためには誠実に闘うことができる人物だと思う。
#3 the flag
初めてこの曲を聴いた時、自分のオフコースへの偏見が解かれた。
彼は熱い男だ。彼の武器は音楽だ。聴く者をも護る。
#8 19の頃
1メロ、2メロ、サビ、歌詞、全て素晴しい出来。一生飽きずに聴ける。
こんなにも音楽に恋焦がれる彼が、本当の姿だと思った。
#9 こんな日だったね
軽快さと壮大さの同居が魅力。視界が開けていく…青空が似合う。
#10 風のように
最初はLIVEとは気づかなかった。熱気のこもった完成度の高い曲。
音楽の神さまは小田和正を祝福した。
悪い出来ではないが趣味に合わず。 2006-01-17
久々のアルバムでいい曲も多いのだが、個人的にはあまりピンと来るものがなかった。きわめて前向きな楽曲ばかりだが、さらっと流れてしまうような感じ。前作、次作の方が個人的には好き。「風のように」は普遍的な名曲。
下のレビューがあまりにも辛口なので 2006-01-06
思わず筆を執ってしまいました。
このアルバムはかなり好きで何度も聞いています。「そうかな」もそうですが、水準をはるかに超えて普遍的な力をもつに至っているポップアルバムの名作だと思います。
絶対に損をするはずのない申し分のない傑作だと断言します。
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2000(ミレニアム)ベストオフコース
東芝EMI
発売日 2000-05-24
???小田和正と鈴木康博のデュオでデビューした頃のソフトで繊細なメロディ&ハーモニー時代から、5人組のバンド編成となり商業的成功を獲得した時代に至る、オフコースの代表的な18作品がデジタル・リマスターで楽しめるベスト盤。名曲が多い彼らだけに、この18曲では満足しないというコアなファンも多いのだろうが、小田和正のソロしか聴いたことがない若いリスナーには入門用に最適な1枚と言えそうだ。
?「愛を止めないで」「Yes-No」「さよなら」といった、いかにも小田和正らしいセンチメンタリズムが投影された名曲群は、いまやJ−POPクラシックに数えられるものだけに必聴。「ワインの匂い」など初期ナンバーの瑞々しさも見逃せない。(木村ユタカ)
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Eternal-One辛島美登里
東芝EMI
発売日 2001-02-21
10曲目が絶品 2006-03-07
「瑠璃色の地球」は、私的には絶品でした。静かめの伴奏に美登里さんのしっとりしたボーカルが優しく歌い上げます。もともとの松田聖子さんの「瑠璃色の地球」も何度も聞いてきて大好きでした。今回美登里さんが歌ってくれたのをきいて「えー、いい曲だと思っていたけど、これほどまでにいい曲だったんだぁー!!」と思わず落涙。美登里さんの歌声にのると、歌詞がよりいっそう深く静かに心に沁みるように響いてくるから不思議でした。これぞカヴァーの醍醐味ですね。
小田和正さんの「秋の気配」は、原曲とカヴァーの落差がでかくて、えらく驚きました。すごくちがうかんじで、新鮮でよいです。
そのほか、原曲が比較的昔の曲のため私は知らなくてカヴァーとの比較不可能な曲も数曲ありましたので評価は星4です。
美登里ファンとしましては、彼女のセルフカバーアルバムより、こっちのほうが、さらにいいなーという印象です。
初めてのオールカバーアルバム。 2002-06-18
辛島美登里にとって、初めての全曲カバーアルバム。それぞれ個性派揃いの楽曲に挑戦しているにも関わらず、全て「彼女のオリジナル楽曲なのでは」と、錯覚させられるのは自分だけであろうか。楽曲提供者には申し訳ないが、彼女のしっとりとした上品な歌声に、全ての曲が「回れ右」してしまった印象を禁じ得ない。彼女の生来の持ち味である愛情と力強さが、曲自体に自問自答をさせた結果とも思える。もっとも、辛島美登里の実力を認めた上での楽曲提供であるため、提供者達も「これなら納得」と嬉しい一息をついているに違いない。親しみのある曲を厳選してカバーしたアルバムなので、提供者のファンの方にも是非聴いて頂きたい。初めての試みとしては、仕上がりが充分過ぎるものとなったことから、敢闘賞の意味としても購入したい一枚だ。
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風の街小田和正
ファンハウス
発売日 2001-03-07
懐かしい手法。 2002-03-12
「風の街」のワンコーラスの前半、そしてツーコーラス途中も、バックコーラスがメロディを歌い、本人は歌詞を朗読している。久しぶりに聴く、こんな手法。妙に懐かしい。後半のCコーラス以降は、小田和正がメインで歌っている。
彼は結局歌詞を充分聞かせたいのだろうか?
今流行っている音楽とは、どこか一線を画しているような気がする。
ここのところ、バックボーカルに、元・ジガーズサンの坂本トオルが参加している。
たぶんお気に入りなんだろうな?
でも、曲のまとまりはとても出来がよく、私は大好きである。
カラオケで歌いづらいのが難であるが。(笑)
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特選ベスト/北どまり